伊藤あおい 第2シード破りITFツアー今季3度目V、複は小堀桃子/清水綾乃ペアが優勝<女子テニス>
高崎国際オープン
女子テニスの高崎国際オープン(日本/群馬、ハード、ITF)は24日、シングルス決勝が行われ、第4シードの伊藤あおいが第2シードのウェイ・シジア(中国)を7-5, 6-4のストレートで破り、今シーズンITFツアー3度目の優勝を果たした。 【伊藤あおい 選手詳細情報】 同大会は四大大会やWTAツアーに繋がる大会として開催されているITFワールド・テニス・ツアーとして群馬県高崎市にある清水善造メモリアルテニスコートで行われており、同ツアーのなかでは賞金総額が最も高い10万ドルの大会となっている。 20歳で世界ランク150位の伊藤は今大会、1回戦で同352位のV・ムボコ(カナダ)、2回戦で同376位の今村咲、準々決勝で同294位のリアン・エン ショウ(台湾)、準決勝で同484位のP・ヌグロホ(インドネシア)を下し決勝進出を果たした。 決勝戦の第1セットでは、両者が3度のブレークを奪い合う展開となったが、第11ゲームで伊藤が4度目のブレークに成功。その後の第12ゲームで3本目のセットポイントを取り切り先行した。 続く第2セット、伊藤は2度のブレークを相手に許したものの、自身は3度のブレークを奪い、1時間31分で優勝を決めた。 また、同日に行われた女子ダブルス決勝では、第2シードの小堀桃子/ 清水綾乃ペアが第1シードのリアン/ ツァオ・ジアイー(台湾)ペアを4-6, 6-4, [10-3]の逆転で破り、優勝を飾っている。