「のとしん」「興能」復旧復興で“タッグ” 能登拠点の2信用金庫 連携で初の研修会
テレビ金沢NEWS
能登半島地震からの復旧復興を促進するため、能登を拠点とする2つの信用金庫が連携することになり、金沢市内で11日、初めての合同研修会が開かれました。
能登に経営基盤がある、のと共栄信用金庫と興能信用金庫では、先週、能登の復興支援の業務協力について覚書を締結しました。 11日は締結後、初めてとなる合同研修会が金沢市内で開かれ、両金庫の職員が出席しました。今後、互いのスキルやノウハウを共有し、相乗効果を生み出すことで、能登の経済の再生につなげたいとしています。
のと共栄信用金庫・鈴木 正俊 理事長: 「金庫同士が力を合わせてやっぱりやっていかないと、なかなかその復旧復興というのは前に進まないなというのが実感でございまして、知識を共有化するというのは極めて重要だと」 興能信用金庫・田代 克弘 理事長: 「お互いの強みを生かしていく。その中で、お客様の生産性、労働生産性の改善、付加価値の向上、ここに信用金庫の機能をプラスをして支えていく、伴走していくというところにつなげていきたい、そういう思いです」 両金庫では、今後、金融サービスの共通化や双方の取引先の交流会などを行い、地元の事業者を支援するとしています。