【悲鳴】九州電力の電気代が6月から値上がり 前年同月から4割アップ 政府の補助金終了で 福岡
電気代の値上がりは飲食店も直撃しています。福岡市中央区のしゃぶしゃぶ専門店を訪ねました。 ■しゃぶ禅 福岡・石橋修 代表取締役 「(この冷蔵庫に)タレや野菜、夜のディナーの準備をしている。ある程度つけっぱなしの状態でないと、帰りがけに切って帰るかということもできないので。」 この店には13台もの冷蔵庫や冷凍庫がありますが、食材を保管しているため、24時間止めることができません。
また、テーブルにもIH調理器が備えつけられているため、電気の使用量はかなり多いといいます。節電を心がけてはいますが、それも限界だといいます。 ■石橋代表 「空調の温度の調整をやるとか、スタッフもバラバラ休憩せずに、まとまって休憩していただけると。空調つけるのも1つだったりとか。」 食材の仕入れ価格高騰のあおりを受け、2年前に料理の値段を上げたばかりで、さらなる値上げは避けたいといいます。 ■石橋代表 「つましい努力でどれくらいできるのか。どうしても価格に反映しなくてはいけないのかというのは今からの課題だと思います。すべてが上がってくるという話が多いので、価格を上げずにどこまでできるか。」 あらゆる物の値段が上がる中での電気代の値上がり。私たちの生活をさらに圧迫しそうです。