大量の洗濯物を干すのが苦手で毎日洗濯していますが、夫婦2人の1日分だと量が少なくもったいない気もしています。こまめに洗濯するのとまとめて洗濯するのではどのくらい光熱費が変わるのでしょうか?
記事内の諸条件から算出した1回当たりの洗濯にかかる光熱費(約97円)をもとに筆者作成 図表1から、洗濯の頻度を減らすと年間で以下のような金額が節約できることが分かります。 ・2日に1回:1万7636円/年 ・3日に1回:2万3553円/年 ・1週間に1回:3万343円/年
洗濯時の光熱費を節約するおすすめ方法
洗濯の回数を減らすほかにも、光熱費を節約する方法がありますので紹介します。衣類をきれいに保つためにも、ぜひ試してみてください。 ■洗剤の使用は適量にとどめる まとめ洗いをするとき、衣服に汚れがあるからといって洗剤を入れすぎると、すすぎのときに水道代が多くかかります。洗剤を多く入れても、汚れが落ちるわけではありません。逆に、すすぎ不足によって、衣服に黄ばみが残ったり色落ちしたりする可能性もあります。 また、洗剤を何度も購入することになり、洗剤の購入費用が多くなるなど節約には逆効果です。まとめ洗いするときも、洗濯の量に対して適切な洗剤の量を確認して使用しましょう。 ■すすぎ1回の洗剤を使用する 洗濯といえば、すすぎの回数は2回と決めつけてしまっていないでしょうか。泡切れのよい液体洗剤なら、すすぎ1回で洗い落とせる可能性があります。 通常、洗濯では「洗い」と「すすぎ(2回)」で、水の入れ替えは計3回です。すすぎを1回に設定することで節水につながります。 「すすぎ不足になるのでは?」と心配な方は、「すすぎ1回」と記載されている洗剤もあるので、ドラッグストア等でぜひ探してみてください。 ■乾燥機の使用を控える 洗濯機の乾燥は、電気使用量が多いため、電気代が高くなります。天気がよい日を選んで外に干したり、乾燥時間の短縮をしたりすると、電気代の節約につながります。 冬場や梅雨の時期は、衣服が乾きにくいことも確かです。しかし、洗濯のまとめ洗いで天候がよい日を選んで洗濯すれば、大きな節約となるのでおすすめです。
夫婦の洗濯はまとめ洗いがお得
夫婦2人の洗濯なら、洗濯回数を減らして、まとめ洗いする方が光熱費はお得になります。 ただし、洗濯する衣服を数日放置することで、汚れが衣服の繊維に染みついてしまう可能性もあります。汚れ具合を確認し、優先順位を決めたまとめ洗いがおすすめです。ぜひ、節約につながる洗濯方法を上手に取り入れてみてください。 出典 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A 大阪市 大阪市の水道料金水準について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部