国民・玉木代表の不倫「スキャンダルと仕事は別」不倫に厳しい世論が、これまでとはダブルスタンダード? 「玉木不倫」を許す人のちょっと身勝手な“思考回路”
今回の「仕事と不倫は別で考えるべき」という見解が、「国民民主党に頼らざるを得ない」という心境によるものだとしたら、玉木代表にとっては幸運だったと言えそうです。 しかし、13日になって玉木代表がかつてブログに「政党の品質保証」と題して「『絶対に、不倫をしない』などというように、そもそも政治家として有権者信頼に耐えうる集団であることを、自信をもって約束できる集団であるべきだと思います」などと書いたことが発覚。
これによって「仕事と不倫は別で考えるべきではない」。すなわち「代表や議員を辞めたほうがいい」という声をあげやすいムードも生まれるなど、予断を許さない状況となっています。 いずれにしても、玉木代表も松本さんも今後しばらくは世間の人々に「仕事とプライベートは別で評価したほうがいい」と思わせるための動きが求められていくでしょう。 当然ながら玉木代表は政策の実現、松本さんは笑わせることで、「その能力は貴重」「人々のために生かされるべき」という声がネット上に飛び交う状況を作っていきたいところです。
これだけ世間をさわがせた以上、その道のりは簡単ではないでしょうが、今こそ「本当の能力と覚悟が問われている」のではないでしょうか。私たちは目先の不倫報道だけに左右されず、今後の一挙手一投足に注目していきたいところです。
木村 隆志 :コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者