多様性の虹、新ユニホーム 丹波支援学校サッカーチームに地元企業ら寄贈、京都府南丹市
新ユニホームは、多様性を表す虹色デザイン―。丹波支援学校(京都府南丹市八木町)で今年発足したサッカーチームに、地元の企業や公社が20着のユニホームを贈った。兵庫県三木市で30日にある「全国知的障害特別支援学校高等部サッカー選手権」関西予選で初の公式戦に臨み、初勝利を目指す。 【地図】丹波支援学校がある京都府南丹市 フットサールチームが今年4月に発足した同校。さらに部員を増やして、11人のサッカー大会に出場できるサッカー部に昇格した。 京都るり渓温泉(園部町)を委託運営する「カトープレジャーグループ」と園部町振興公社が話を聞き「地元チームを応援したい」と寄贈を申し出た。 真新しいユニホームで練習していた高等部3年の男子生徒(18)は「目立つしカッコいい。みんなで一つになって勝ちたい」と誓った。 関西予選は関西知的障がい者サッカー連盟が主催。大阪など7チームで戦い、京都府からは初参加となる。