新天地で“大ケガ”からの完全復活を誓うアブラハム「ハードワークして以前の自分に戻りたい」
ミランに所属するイングランド人FWタミー・アブラハムが、完全復活に向けた決意を語った。25日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が同選手のコメントを伝えている。 現在27歳のアブラハムは2004年にチェルシーの下部組織へと入団し、2016年5月にトップチームデビューを飾った。以降はブリストル、スウォンジー、アストン・ヴィラと3シーズン連続でイングランド国内にレンタル移籍。2019-20シーズンからはチェルシーに復帰を果たした。しかし、2年間で公式戦79試合出場30ゴール8アシストの成績を残したが、トーマス・トゥヘル監督が指揮官に就任してから出場機会が減少。2021年8月にローマへの完全移籍が発表された。 移籍1年目から公式戦53試合出場27ゴール5アシストを記録するなど、イタリアの地でも主力として活躍を続けていたアブラハム。だが、前十字じん帯損傷から復帰して以降はベンチスタートが増加し、昨シーズンは公式戦12試合出場1ゴールと苦しい結果に。それでも今夏からプレーするミランではここまで公式戦10試合出場と一定の出場時間を掴んでおり、2ゴール1アシストをマーク中だ。 “完全復活”に向けた道のりを歩むアブラハムは、「気分はいいよ」と現在の心境を告白。「昨シーズンの大ケガから復帰したばかりだ。ハードワークして以前の自分に戻りたい。このチームの一員になれて本当に嬉しいし、チームのために100パーセントの力を出す準備はできている。勝ちたい」とトップフォームを取り戻すべく意気込みを口にした。
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