【マリーゴールド】林下詩美 Sareee撃破でワールド王座奪取「もっとすごい景色を見せていきます」
女子プロレス「マリーゴールド」のワールド王座戦(3日、大田区総合体育館)は林下詩美(26)が、王者・Sareee(28)を撃破し、同王座を初戴冠した。 【写真】王者Sareeeを豪快に、コーナーに投げつける詩美 詩美は今秋のシングルリーグ「ドリーム・スターGP」を優勝し、ワールド王座の挑戦権利証を獲得。だが、11月に行われたGHC女子王座の初代王者決定ランブルで敗退し、天麗皇希とのコンビではツインスター王座取りを果たせなかった。 王座取りに燃える詩美は、序盤から攻めの姿勢を貫き意地を発揮。15分過ぎ、Sareeeに裏投げをくらいピンチに陥ったが、3発目の裏投げを回避した詩美は胴締めスリーパーで絞り上げ圧倒する。意識をもうろうとさせるSareeeにショッキングベイズラー(変型サイド・スープレックス)を決めて勝機をつかむと、最後は旋回式BTボムで3カウントを奪った。 試合後にマイクを持った詩美は「マリーゴールドに来て、やっとこのベルトを持つことができました。林下詩美の大復活だ!」と喜びを爆発させた。バックステージではこの日ボジラとともにツインスター王座を勝ち取った〝謎の大恐竜〟タンクから挑戦を表明され受諾。王座戦が決定的になった。 「マリーゴールドまだまだこんなもんじゃないです。私がエースとして、もっとすごい景色を見せていきます」。 女子プロレス界の逸材が、団体をけん引する。
東スポWEB