【箱根駅伝】青山学院・野村昭夢が6区史上初“56分台”で首位譲らずたすきリレー 2位との差3分49秒に広げる
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(2025年1月2日往路、3日復路) 往路で、1区10位と出遅れながらも逆転し、2年連続となる往路優勝を飾った青山学院大学。3日の6区も独走し、首位でたすきをつないでいます。 6区を任されたのは、前回大会初出場で6区区間2位を記録した、4年生の野村昭夢選手(4年)。9.1km地点の小涌園前を26分3秒と、館澤亨次さん(東海大学OB)の区間記録を3秒上回るタイムで通過します。 その後、17km地点の函嶺洞門では館澤さんの記録を38秒上回る、驚異的なペースで駆け抜けます。そして原晋監督が運営管理車から「すごい記録出るぞ」と声をかける中、野村選手は56分47秒でフィニッシュ。区間新記録を30秒上回り、史上初となる56分台を記録し、首位を保って7区の白石光星選手(4年)にたすきリレーしました。 これで青山学院大学は2区の黒田朝日選手(3年)、5区の若林宏樹選手(4年)に続き、今大会3つ目の区間新記録となりました。 復路スタート地点である芦ノ湖では2位の中央大学と1分47秒差でしたが、小田原中継所ではその差を3分49秒に広げています。
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