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　私立高校には、進学実績やスポーツ活動などで高く評価されている学校が多く存在します。これらの学校は、教育の質や充実した環境が整っているだけでなく、強いブランド力を持っており、進学や就職において有利に働くことが少なくありません。 【画像：ランキング17位～1位を見る】 　そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、関東地方在住の40代を対象に「ネームバリューが強いと思う東京都の私立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。 　関東の40代から支持を集めたのは、どの私立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！

●第2位：青山学院高等部

　第2位は、得票率9.3％の「青山学院高等部」でした。 　渋谷区に位置する青山学院高等部は、1950年に創立された私立高校です。青山学院のスクールモットー「地の塩、世の光」のもと、「サーバント・マインド」をキーワードに人に仕える心を育み、自分の役割を考え、人に仕えつつ人を導けるサーバントリーダーの育成を目標としています。 　キリスト教教育に基づき、1人ひとりの人格を育み、自らの道を切り拓く力を養成している点も特徴といえるでしょう。「教科の学習を通して、総合的判断力・洞察力をもち、自分の人生の進路を切り拓く力をもつ人間の育成に努める」という目標によって、カリキュラムが作成されています。 　また、「高等部生徒による大学授業の履修」「学問入門講座」「高大連携 国際理解・留学準備プログラム」など、青山学院大学との高大連携を実施しているところも魅力のひとつです。 　幼稚園から大学・大学院まで一貫し、キリスト教信仰に基づく「青山学院教育方針」のもとで教育・研究を行っていて、高等部の卒業生は約85％が青山学院大学へ内部進学しています。

●第1位：開成高校

　第1位は、得票率13.8％の「開成高校」でした。 　荒川区に位置する開成高校は、1871年創立の「共立学校」を前身とする私立高校です。「開物成務」「ペンは剣よりも強し」「質実剛健」「自由」を教育理念に、個性を伸ばし、多様性を深く理解し、グローバルに活躍・信頼されるたくましい大人の育成を目標としています。 　中高一貫教育校となっており、中高ともに週6日制の34時間授業を実施している点も特徴のひとつです。習熟度別のクラス編成を行わず、生徒の学習への意欲と自主性を尊重しながら、授業を重要視する教育を展開しています。 　また、進路選択のオプションを考える機会として、希望者を対象に海外大学のOBや入試担当者を招き、模擬授業やディスカッションなどを行う独自の「カレッジフェア」を開催しているところも魅力といえるでしょう。 　全国有数の進学校としても有名で、2024年度入試において国公立大学は東京大学・京都大学、私立大学は早稲田大学・慶應義塾大学などの難関校を中心に、多くの生徒が現役で合格しています。