FA宣言のソフトバンク石川柊太がヤクルトに断り 選択肢は残り4球団
他球団移籍も視野に国内フリーエージェント(FA)宣言をしたソフトバンクの石川柊太投手(32)が、交渉を行ったヤクルトに入団断りの連絡を入れたことが5日、分かった。11月26日の交渉の席にはヤクルトの小川淳司ゼネラルマネジャー(GM)らが福岡へ足を運び、3年5億円規模の契約条件を提示されていた。 ■ここまで5球団と交渉、条件の差は?【石川の交渉内容一覧】 入団交渉では今季5位と低迷したチームの現状を踏まえ「チームとして『ピッチャーがピッチャーが(課題)』と言われている中で、柱になってほしい」と熱烈なラブコールも受け、石川は「わざわざ福岡まで来てもらったのはありがたいし、声をかけてくださったことに感謝したい」と話していたが、来季所属先の選択肢からは外れた模様だ。 今季年俸は1億2000万円(推定)で人的、金銭ともに補償不要のCランクとみられる石川を巡っては宣言残留を認めるソフトバンクを含め、オリックス、巨人、ヤクルト、ロッテが獲得に名乗りを上げるなど、今FA戦線注目の一人に挙げられている。すでに獲得を目指す全球団との交渉は一通り終えているものの、水面下では2度目の交渉をもくろむ球団も複数あり、今後はヤクルト以外の4球団から来季所属先を探すことになった。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社