【速報 ブエルタ・ア・エスパーニャ2024】マルク・ソレルが逃げ切り勝利で区間通算3勝目、オコーナーはマイヨ・ロホを5秒差でキープ/第16ステージ
ポイント賞 1 カーデン・グローブス(オーストラリア/アルペシン・ドゥクーニンク)182 Pts 2 アロルド・テハダ(コロンビア/アスタナカザクスタン)95 Pts 3 パブロ・カストリーリョ(スペイン/エキポケルンファルマ)93 Pts
山岳賞 1 ジェイ・ヴァイン(オーストラリア/UAEチームエミレーツ)56 Pts 2 マルク・ソレル(スペイン/UAEチームエミレーツ)42 Pts 3 パブロ・カストリーリョ(スペイン/エキポケルンファルマ)37 Pts
ヤングライダー賞 1 カルロス・ロドリゲス(スペイン/イネオス・グレナディアーズ)in 65h 12' 53'' 2 マティアス・スケルモース(デンマーク/リドル・トレック)+ 00' 07'' 3 フロリアン・リポヴィッツ(ドイツ/レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)+ 00' 34''
チーム総合順位 1 UAEチームエミレーツ(アラブ首長国連邦)in 194h 58' 35'' 2 レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)+ 43' 00'' 3 デカトロン・AG2Rラモンディアル(フランス)+ 1h 20' 18''
敢闘賞 18 マルク・ソレル(スペイン/UAEチームエミレーツ)
リタイア 7 ワウト・ファンアールト(ベルギー/ヴィスマ・リースアバイク) 107 レミ・ロシャ(フランス/グルパマ・FDJ) 147 カラム・スコットソン(オーストラリア/ジェイコ・アルウラー) 165 トム・パコ(ベルギー/アンテルマルシェ・ワンティ)
9月4日(水) 第17ステージ モヌメント・フアン・デ・カスティーリョ アルヌエロ > サンタンデール 141.5 km(中級山岳) ピュアスプリンターにとって最後のチャンス 大会2週目に1日も機会を与えられなかったピュアスプリンターにとって、久しぶりに奮闘すべき時がやってきた。なにより今ブエルタにおける、正真正銘、最後のスプリントチャンスだ! スタート地で生を受けた建築家フアン・デ・カスティーリョの、記念碑の前から、この日のプロトンは走り出す。生誕550周年を祝い、代表作であるリスボンのジェロニモス修道院(今大会初日のスタートラインはこの修道院の前に引かれた!)の円天井と柱を再現したオブジェだという。 スプリンター向けとは言え、決して平坦ステージではない。コース中盤には2つの2級山岳が襲いかかる。しかも1つ目の2級ラ・エストラングアダ(登坂距離5.5km、平均勾配8.7%)は、途中2kmにわたり14%超ゾーンが続くという、呆れるほどの激坂だ。ここで脚を使い切ってしまわぬよう、用心しなければならない。 2つ目の2級を乗り越えれば、残る70kmはほぼ下りと平地だけ。スプリンターチームは隊列を組み上げ、集団フィニッシュ目指して集団制御に励むに違いない。 最終盤は湾岸道路へ、さらには初秋のビーチサイドへと突き進む。1981年大会の開幕地サンタンデールが、ブエルタ区間を迎え入れるのは10年ぶり。なにより2003年にペタッキが集団スプリントを制して以来、実に21年ぶりの勝者がこの町で誕生する。 ちなみに市街地特有の障害物があちこちに待ち受けるせいか、落車やメカトラに関する救済ゾーンは、最大限の5kmに拡大された。
ステージ詳細テキスト:宮本あさか
J SPORTS 編集部
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