児童発達支援を学べる新ゲーム 信州大学医学部の医師が開発【長野】
児童の発達支援について知ってほしいと実在する施設を舞台にしたゲームを信州大学医学部の医師が開発しました。 スマホやパソコンなどで楽しめるゲームの名前は「はじめての児童発達支援」。その舞台は長野市にある「にじいろキッズらいふ」です。 完成したばかりのゲームの体験会がありました。 開発者は長く新生児集中治療室(NICU)で医療に携わる現役医師です。 ■信州大学医学部・三代沢幸秀 医師 「医療的ケアが必要なお子さんに関わる職種もいっぱいあって。連携していかないとうまくいかない。一人でできる教材を作ろう。ゲームを思い立ちました」 ゲームの主人公は支援センターに実習に来た大学生です。ロールプレイングゲームのように自由に施設内を動くことができ児童の発達支援を疑似体験できます。 教育や社会課題の解決にも使われるシリアスゲームのひとつです。 ■保護者 「今は施設に幸せに通ってますけど、初めて入るときに知っていたら不安が少なく通うことができたと思う」 ■にじいろキッズらいふ・丸山志野所長 「ゲームを通してにじいろの中を知ってくれて、相談のハードルを下げる働きがあるといいな」 ■信州大学医学部・三代沢幸秀 医師 「不安だったが楽しんでくれてポジティブなフィードバックをもらえてよかった」 ゲームは東京ゲームショウにも出展され無料で楽しめるということです。