吉本興業が会見 宮迫さんらの主張受け(全文6)隠す意図はまったくない
反社会的勢力との関係をめぐり、お笑い芸人の宮迫博之さんと田村亮さんが謝罪会見を行ったのを受け、吉本興業は22日午後から記者会見を開いた。 【動画】吉本興業の岡本昭彦社長が会見 宮迫さんらの主張を受け(2019年7月22日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「吉本興業の岡本昭彦社長が会見 宮迫さんらの主張を受け(2019年7月22日)」に対応しております。 ◇ ◇
客観的な事実があるから契約解消や引退を考えたのか
毎日新聞:社長は引退か契約解消かを選ぶような行動が宮迫さんにあったというふうに認識されてますか。この二度の『FRIDAY』報道も含めて。つまり客観的な事実があるから契約解消なり引退なりということを会社は考えられたのか。 岡本:僕としましては、彼が引退をしてでも会見をしたいということがありましたので、ありましたというか、僕としゃべったときもそうですけれども。そのあとちょっと弁護士さんとのやり取りもありながら、会社で会見を仕切るとするならばということやな。会社で会見を仕切るということで引退会見っていう話をしてたんじゃないかな。じゃなくて? 毎日新聞:すいません、前半のほうでも社長の思いがお2人に伝わらなかったとかいうお話があったんですけれども、思いうんぬんとか行き違いで契約解消になったり、それがまた撤回されたりするっていうのは非常に不安定な話だなと思うんですけれども、例えば今後、契約の仕方であるとか、もう1つ、ギャラの問題っていうのもありますけれども、その辺りは見直していかれるお考えはあるんでしょうか。 岡本:それは、契約に関してはタレントそれぞれの話の中で、どういう形を彼らも望むかっていうことは新たに、今までどおりっていう人もいるかもしれないし、こうしてほしいっていう人もいるかもしれないし、それは新たに取り組んでいこうというふうに思っております。 ギャラに関しましては、いろいろ安い等々、いわれたりしていますけど、会社が9でタレントが1とかそういうことはまったくなく、ざっくりとした平均値でいっても5対5から6対4。もちろん人によりますし、個々個別ありますけれども、もちろん安い子がいることも事実ですけれども、ただ、それは彼らの単価が低いケースもあったりっていうこともありますし、一方で自社の劇場ではNSC出たての子とかが料金500円のイベントとかを出て、いろんな機材費やなんとか費や含めて確かに300円とかいうことも、その時代の子たちはあると思います。ただ、それもみんな、われわれも含めて頑張って、いろんな仕事の機会を環境をつくっていくっていうことを目指していく中で、ちょっとでも彼らの夢の実現と、収入も含めて上げていけるようにしていければというふうには考えております。 毎日新聞:契約は具体的にこういうふうに変えていくっていうのは、もし今、現時点で何かあれば。 岡本:まず個別、個々、タレントさんの考えもありますし、いろいろ聞きながらやれればというふうに思っております。 笠井:次の質問をお願いします。じゃあその後ろの、薄い青いシャツを着た後ろの方。