【速報】 石破首相 12年に1度の参院選&都議選イヤー必勝へ「総力結集」訴える 自民党仕事始め 幹部は「政権選択選挙」を強調
自民党は7日、党本部で2025年の仕事始め式を行った。 石破首相は「今年は12年に1回、都議選と参議院選挙が同じ年に行われる」と指摘し、「12年前、安倍総裁の下で私は幹事長として関わり、都議選は公認候補全員当選ということで、その後の参議院選挙も勝利につながったことを昨日のことのように覚えている」と述べた。 その上で、党幹部や職員に向け、「私どもは虚心坦懐、誠心誠意。握った手や歩いた家の数しか票は出ない。これは選挙がどんな選挙であれ同じだ」と訴え、「よりよい日本を作るために自由民主党の総力を結集して参りたい」と選挙での必勝を誓った。 森山幹事長は「選挙にどう勝ち抜いていくかを、もういっぺん原点に立ち返って、考えてみようではありませんか。70年という歴史を重ねてきた国民政党なのだから、必ず勝利できる道があるはずだ」と訴えた。 武見参院会長も「通例であれば、参議院選挙は、いわゆる中間選挙というふうに見られがちだが、現在衆議院における過半数がない与党の立場で参院選を迎える場合、これはほぼ政権選択の選挙と同様な意義を持つことになる」と指摘。「ここは何としてでも勝たなければならない」と強調した。 武見氏はさらに、「今、欧米の主要諸国がいずれも国内世論が分裂し左右両極に重心が移動し、中間層の安定基盤を確保する人たちが確実に先細りするという政治現象が多々起きている。 我が国がそのような状況に陥るか否かどうか、これが今年7月までの各選挙、最終的には参院選で決まると言っても過言ではない。 そうした不安定な時代状況に日本を落とし込むことがあってはならない。近未来の我が国の将来をしっかりと考え、そのビジョンをしっかりと実行することができるのは、我が自由民主党、与党のみだ」と訴え、参院選での必勝を訴えた。
フジテレビ,政治部