動きやすさ、機能性、虫よけ対策! キャンプ時の「子供の服装」を選ぶポイントとは
自然のなかで伸び伸びと過ごすキャンプは、子供にとっても良い思い出になりますよね。しかし普段の生活とは違う環境のアウトドアでは、子供にどんな服を着せていったらいいか悩む人も多いのではないでしょうか。せっかく自然の中で過ごすのですから、しっかりと準備して子供にも思う存分キャンプを楽しんでもらいたいものです。そこで今回は、キャンプに行く時の「子供の服装選び」のポイントを紹介していきましょう。 【写真】キャンプで子供が安全に過ごせる対策術を見る(全6枚)
もしものことを考えて「目立つ色合いの服」をチョイス
まず、キャンプ時の基本は「動きやすい服装」を選ぶこと。さらに体温調節機能が大人に比べて未発達な子供には、大人以上に「汗が乾きやすい・防水性が良い・吸湿性がある」など、機能性に優れたものを選ぶのが大事なポイントです。 キャンプでは服が泥などで汚れることが多いため、あらかじめ「汚れても大丈夫」という意識を持つのも大切。自然の中を思い切り楽しむためにも、汚れては困る「お出かけ用の服」などは控えた方がいいでしょう。 また、「目立つ色合いの服を選ぶ」ことも重要。子供がふらっとどこかに行ってしまった時や、万が一遭難した時に目立つ色合いの服装なら見つけやすくなります。アウトドア系の服には迷彩柄やアースカラーの色が多いですが、山などではかなり目立ちにくくなるので避けてください。
着替えは多めに持っていくことが大切
キャンプに最適な子供服のパターンは3つあります。まず1つ目は、日中に着る服。アスレチックやバーベキューを楽しむことを考えて、アクティブに動き回れる服装を選びましょう。 2つ目は、日が落ちてから寝るまでの服装です。山の中で夜は冷え込むことが多いため、重ね着できるアウターが必須。季節によってはマフラーや帽子を用意しておくのも忘れずに。 3つ目は寝る時用の服装。就寝時には温度調整が難しくなるので、インナーや重ね着するパジャマを用意しておくことをおすすめします。
夏キャンプでの虫除け対策は万全に!
自然の中には当然虫も多くいます。夏であっても冷え込むことがあるのと、虫対策にもなるので、夕方や朝方は長袖で過ごすという選択肢も考慮しておきましょう。 スズメバチをはじめとする蜂は黒い色に反応するため、黒の服は避けた方が無難です。メッシュの上着など、子供用の虫よけウェアも販売されているので、この機会にぜひチェックを。 また子供の肌はデリケートなので、日焼け対策も大事なポイント。熱中症対策と併せて、夏場や気温の高い時はアウトドアハットなどのキャップ類が必須アイテムです。他にも子供用のラッシュガードや、UVカットのアームカバーなども考慮してみてください。 子供と一緒に思い切りキャンプを楽しむためにも、今回紹介したポイントを参考に万全の準備を整えましょう。
野中陽平