ケチな点棒、拾う気なし!剛腕雀士が見せた高目追求打法炸裂にファンが熱視線「これは腕!!!」/麻雀・Mリーグ
まさに“動かざること山の如し”だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」10月14日の第2試合。EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)がロン牌を見逃し、その後に手を組み替えてリーチ、満貫ツモを決める豪快シーンが発生。視聴者からの大きな反響を呼んだ。 【映像】アガリ見逃し→満貫ツモの神プレー 南3局、7000点持ちの松ヶ瀬は中ぶくれの四万待ちでテンパイ。役はタンヤオだ。良形変化が多いためいったんダマテンに構えた。すると直後にこの四万が3着目のセガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)から打たれ、1300点のアガリを決めたと誰がも思ったその瞬間、松ヶ瀬はこれをスルーした。 アガればデバサイ(出場所最高)、ラス抜けの可能性も高まるが、松ヶ瀬は眉一つ動かさない。このスルーに実況の古橋崇志(連盟)は「動かない松ヶ瀬!動きません!」と声を上げ、解説の村上淳(最高位戦)も「動かざること山の如しだ!」とびっくりだ。視聴者からも「うーそーが!」「アガらず!」「まじ?」「ん?」「えええええ」「こりゃいいものを見た」と次々に反響の声が上がった。 松ヶ瀬はその後、五万を引いて三・六万待ちのテンパイ、即リーチだ。2巡後に三万をツモり、リーチ・ツモ・タンヤオ・一盃口・裏ドラの8000点を獲得。村上は「かっけえ!四万見逃しからの!来ましたね!」と絶賛し、視聴者も「見事!」「さすがせ」「すごいなこれ」「結果出した!!!」「これは腕!!!」と大興奮だ。 ケチな点棒、拾う気なし!試合後の松ヶ瀬は「次の局にチャンスがあるかはわからない」と見逃しの理由を説明。あくまでこの局の加点チャンスを、最大限に活かしたかったという思考を明かしていた。 ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部