「照れ隠しで殴ったら、あごに入ってしまった」警察官を書類送検 プレゼントくれた部下を殴りケガさせたか
大阪府警の警察官が部下から誕生日プレゼントをもらった際に、顔を殴って全治1カ月のケガをさせた疑いで書類送検されました。 傷害の疑いで書類送検されたのは、大阪府警・第二方面機動警ら隊の中隊長の男性警部(52)です。
警部はことし8月、大阪府内の飲食店で部下など5人と飲食をしていた際、男性巡査部長(40代)の顔を殴って、あごを打撲させるなど全治約1カ月のケガをさせた疑いが持たれています。
■誕生日プレゼント渡した際に殴られる「照れ隠しで殴ったら、うまくあごに入ってしまった」
大阪府警によると、巡査部長は警部の誕生日を祝おうと、誕生日プレゼントを手渡した際に突然殴られました。 調べに対し警部は、「みんなから誕生日を祝ってもらい、照れ隠しで殴ってしまったらうまくあごに入ってしまった」などと話しているということです。
大阪府警が調べを進めると、警部がほかの複数の部下にも「ボケ、アホ」などの暴言を吐いていたことや、勤務中にスマートフォンを見て仕事をさぼるといった行為が発覚。 警部を停職1カ月の懲戒処分としましたが、警部は4日付けで辞職しました。
ほかにも大阪府警は、豊中南警察署・地域課の男性巡査部長(38)が柔道の稽古の際、男性巡査(20代)に締め技を必要以上に続け、全治2カ月のケガをさせた疑いで書類送検し、停職1カ月の懲戒処分としたと発表しました。 大阪府警は「指導教養の徹底を図り、再発防止に努める」としています。
関西テレビ