ビックカメラグループのEC売上は1190億円、EC化率は12.9%【2024年8月期】
ビックカメラの2024年8月期連結決算におけるグループの連結EC売上高は、前期比6.6%減の1190億円だった。連結売上高(9225億円)に占めるEC売上高の割合を示すEC化率は12.9%。ビックカメラグループのEC売上高は、ビックカメラ、コジマ、ソフマップのEC事業の売上高と、楽天ビックへの卸売りなどを合計した金額。
ビックカメラの単体EC売上高は開示していないが、前期比51億円減だったとしている。なお、2025年8月期は63億円増を数値目標として掲げている。ビックカメラの単体EC売上高はビックカメラの自社ECサイト、Amazon、JREモール、楽天ビック(卸売)を合算した数値。 コジマのEC売上高は前期比10.3%減の352億1900万円。自社サイトは同20.3%増の91億5600万円。モール型EC売上高は同17.7%減の260億6300万円だった。コジマでは上期に各ECサイトごとに販売する商品構成の最適化などを実施。粗利率を通期で1.8ポイント改善したとしている。そのほか、EC売上の減少に伴い販促クーポン費用の減少や展示費用が減少し販促費を押し下げた。またEC出荷数量減少に伴い宅配料が減少したとしている。