路上生活者が困惑「帰ってきたら入れなかった」 5年前に閉鎖『あいりん総合センター』敷地内で生活続ける人たちの“強制退去” 大阪・西成区
MBSニュース
5年前に閉鎖された大阪市西成区の「あいりん総合センター」。その後も敷地内で生活を続ける人たちの“強制退去”が行われました。 (強制退去に反対する人たち)「警察帰れ!警察帰れ!」 労働者支援施設「あいりん総合センター」は耐震性の問題を理由に建て替えが決まり2019年に閉鎖されました。 しかし一部の路上生活者が敷地内からの立ち退きを拒んだため大阪府が提訴。今年5月、最高裁で立ち退きを命じる判決が確定しました。これを受け、12月1日、大阪地裁が敷地内から立ち退かせる強制執行を行いました。 (立ち退かされた路上生活者)「帰ってきたら入れなかった、午前8時すぎに。閉鎖でしょ、要するに。いつか来ると思っていた」 強制執行は午後4時過ぎに終了したということです。大阪府などは今後建物の解体工事を進める方針です。
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