【熊本競輪(モーニング)FⅡ】ゴールデンキャップの次男と練習した土井勲が勝利「刺激になった」
<6日・熊本競輪・2日目> 【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】 大混戦の2日目3Rを制したのは土井勲(50)=岡山・82期・A1=だった。終3角では最後方だったが、「ごちゃついていたのでチャンスはあるかなと思った」と車群に突っ込むと、コースを探しながら直線強襲。先に抜け出していた外崎一成を差し切って、今年初勝利を挙げた。 【競輪】2025年度のGP、GⅠ、GⅡ開催地一覧【表】 「息子が刺激になっています」。選手養成所に入所中の土井慎二候補生(28)が年末に帰省。練習をともにした。「強くなっていますね。自分も頑張らないと」と唇を引き締めた。 慎二候補生は、先月の第3回記録会でゴールデンキャップを獲得した。「すごいと言えばすごいんですけど、何人も出たんでね。みんな強いんで、どうなんですかね」。第3回記録会の127回生はゴールデンキャップ24人と大豊作。高いレベルで競い合って、さらに強くなっていくはずだ。 父も息子も野球から競輪への転向。父の背中を追う次男を刺激材料に、まだまだ勝ち続ける。 ▼5R(土井勲) 松田昂己と緒方慎太朗のもがき合いは十分。連日の直線強襲へ。3―457―4567、3―6―7。 ▼6R(入江航太) 2走を見る限り、松岡孝高の出来はあまり良くない。神山尚が位置を狙ってくれば入江の連勝も。7―35―全。