「空飛ぶクルマ」で観光旅行実証…川崎重工など、一般販売
川崎重工業とJR東日本、FPVロボティクス(東京都渋谷区、駒形政樹社長)は、垂直離着陸機(VTOL)の「空飛ぶクルマ」を新幹線の2次交通に位置付けた高付加価値観光の旅行商品を一般販売し、空飛ぶクルマを活用した新たな観光体験・価値創出への実証実験を始める。ヘリコプターを空飛ぶクルマに見立て、新幹線との連携による移動・観光需要の検証のほか、駅隣接のヘリポート設置時に必要な付帯サービスや条件の確認を実施する。 実証実験では、盛岡駅(盛岡市)に隣接する臨時ヘリポートからヘリコプターを利用した北東北エリアを巡る旅行商品を販売。同駅隣接のヘリポート運営とヘリコプター実証運航、利用者へのアンケートなどを行う。実施期間は11月2―20日。 旅行商品は川重岐阜サービス(岐阜県各務原市)が販売する。