AIやDX活用に欠かせない「リスキリング」関連の注目9銘柄
リスキリング(学び直し)は賃上げを恒常的なものとするためにも必要不可欠だ(イメージ写真:pu- / PIXTA)
政府は6月、2024年度の経済財政運営と改革の基本方針、いわゆる「骨太の方針」を閣議決定した。ここでは、岸田内閣が引き続き重要課題と位置づける労働市場変革を企業の生産性を高め、賃上げを恒常的なものとするための必要不可欠な政策と位置づける。 その具体的な施策がリスキリング(学び直し)だ。前年の同方針でも「三位一体の労働市場改革」を掲げ、(1)リスキリング、(2)職務給(ジョブ型人事)の導入、(3)労働移動の円滑化を挙げている。 また、岸田首相は2022年10月の臨時国会の所信表明演説で、重要投資分野として「人への投資」を示したうえ、成長分野への労働移動を促すリスキリング支援に5年で1兆円を投じる計画を打ち出している。
本文:2,237文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
野津 滋