コンテ&ルカクのタッグはいつでも脅威 ナポリで再び怪物FWが暴れる時「チェルシーでも彼を要求していた」
スクデットも狙えるか
昨季王者インテルが勝ち点を取りこぼす中、セリエAで良いスタートを切ったのがアントニオ・コンテ率いるナポリだ。4試合を終えて3勝1敗の成績で2位につけている。 コンテを招聘したこともそうだが、今夏ナポリの顔ぶれは大きく変わった。昨季までのエースだったFWヴィクター・オシムヘンがレンタルでチームを離れ、代わりにコンテお気に入りのFWロメル・ルカクが加入。他にもDFアレッサンドロ・ボンジョルノ、レオナルド・スピナッツォーラ、MFスコット・マクトミネイ、ビリー・ギルモア、FWダビド・ネレスなど新戦力を獲得している。 今節はカリアリを4-0で粉砕したが、このあたりはさすがコンテと言うべきか。セリエAの環境を知り尽くしているだけに、今季のナポリはある程度の計算が立つはずだ。 ルカクを軸とした攻撃は相手の脅威となるはずで、『TNT Sport』によればコンテもルカクのことを絶賛する。 「インテル時代もロメルが欲しいと言ってきたし、チェルシーでも彼を要求していた。彼は型破りなストライカーだからね。サイズ、パワーもあるが、前線へ走り込むプレイも得意としている。まだ現時点でコンディションは最適ではないが、我々にとって欠かせない存在になるだろう。彼は努力しており、私がそれを疑ったことは一度もないよ」 コンテのスタイルが浸透すれば、ナポリはインテルとスクデットを争えるかもしれない。それだけのポテンシャルはあるはずで、今季注目すべきチームの1つと言えよう。
構成/ザ・ワールド編集部