下原悲願「30年目でやっと勝てました!」意表の逃げでオケマル7馬身差圧勝!/園田ジュニアC
<園田ジュニアカップ>◇12月31日=園田◇重賞◇ダート1700メートル◇2歳◇出走12頭◇1着賞金1000万円 1番人気のオケマル(牡、盛本)が逃げ切って圧勝を飾った。デビューから無傷の4連勝。多くの名馬が羽ばたいた出世レースを制した。勝ち時計は1分54秒0。2着はキングスピカ。3着はラズライトタッカー、ドリタルが同着となった。 圧倒的な支持を受けたオケマルが、意表を突く逃げを選択した。外からドリタルがプレッシャーをかけてきても終始、下原理騎手(47=栗林)の手綱は動かない。4角で後ろの出方を確認して、直線で一気にスパート。後続との差はみるみる広がり、一瞬にして7馬身差。兵庫の2歳世代最強を証明した。 「30年目でやっと勝てました!」。鞍上にとっては悲願の園田ジュニアC制覇だった。「出たなりの位置で競馬をしようと思っていましたが、ゲートで落ち着いていて、ポーンと出たので、これなら行けるかなと思いました。距離も大丈夫ですし、今後はどんな競馬でもできそうです」とパートナーを絶賛した。 盛本信春調教師(50)も喜びをかみしめた。「成長を感じますし、今日の内容なら今後が楽しみです。次走は未定ですが、来年はまず、姫路の兵庫若駒賞(1800メートル、3月6日)を目標に考えています」と飛躍の25年を見据えていた。 馬連 (5)(10)340円 馬単 (10)(5)460円 3連複 (2)(5)(10)460円 (5)(10)(11)1070円 3連単 (10)(5)(2)1180円 (10)(5)(11)2610円 (注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合して下さい)