定期預金の金利が「0.070%」に回復!「すでに預けている」お金の金利はどうなるの?
すでに預けてある貯金を現在の金利で預ける方法はあるの?
金利の低いときに定期預金を始めている方は「今の預金を引き出してから、現在の金利で預けられないか?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。 基本的に定期預金は、満期を迎えるまでは引き出せないとされています。 ただし、満期を迎えていない定期預金でも、やむを得ない場合には途中解約が認められる場合があります。途中解約をする際には、満期を迎えた定期預金と比較すると金利の低い「中途解約利率」が適用されることを理解しておきましょう。 一方で「中途解約利率」は元本が保証されているため、定期預金を預けてからの期間がそれほど経過していない方は、途中解約をしてもメリットはあるかもしれません。 具体的な金利や条件などは預金の種類によっても変わるため、お金を預けている金融機関に問い合わせてください。
預けている預金には新しい金利が適用されないケースがある
大手銀行などの金融機関で定期金利の引き上げが実施されていますが、一般的に預入時の金利が適用されます。そのため、定期預金の金利が上がっても、現在預けている定期預金には変更後の金利が適用されないケースが一般的です。 ただし、金融機関によって対応が異なるケースもあるため、詳細を確認したい方は預金中の金融機関に確認しましょう。 また、状況によってはいったん預金を途中解約して新たに定期預金を組む方が多くの金利を得られるかもしれません。老後や将来の資金として、元本割れのない定期預金をうまく活用しましょう。 出典 株式会社三井住友銀行 円定期預金店頭金利変更のお知らせ 株式会社ゆうちょ銀行 貯金の金利の沿革 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部