維新、補正予算案の組み替え動議を提出へ 高校授業料無償化など要求
日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は11日、今年度補正予算案に対する組み替え動議を提出する方針を記者団に明らかにした。動議に対する政府・与党の対応を「非常に重要な判断基準」とし、補正予算案に対する賛否などの態度を決定していくという。 組み替え動議には、能登半島地震の復興支援にかかる費用の増額のほか、維新が公約として掲げている高校授業料の無償化の実現などを盛り込むよう求める方向で検討しているという。 吉村氏は補正予算案への対応について「(動議を)政府与党が完全無視するのか、あるいは『一理ありますね』と言ってもらえるのか。それを前提に最終的には我々も判断する必要がある」と語った。(野平悠一)
朝日新聞社