マツダ CX-60 クロスディー エスピー｜MAZDA CX-60 XD SP

マツダは12月9日、クロスオーバーSUV「MAZDA CX-60」の商品改良を発表し、予約受注を開始した。また、新グレードと特別仕様車も追加され、一部のグレード廃止といった機種体系の見直しも実施された。 【写真】やっぱりカッコイイ！ 商品改良されたCX-60と、特別仕様車の詳細画像はこちら（全13枚）

操縦安定性と乗り心地が向上

マツダは12月9日、クロスオーバーSUV「MAZDA CX-60」の商品改良を発表し、予約受注を開始した。新グレードと特別仕様車が追加され、一部のグレード廃止など機種体系も見直されているので、確認しよう。 「MAZDA CX-60」はスポーティな走りを実現した2列シートのミッドサイズSUV。エンジン縦置き後輪駆動ベースのプラットフォームを採用しており、パワフルな走行性能と優れた環境性能を兼ね備えている。 今回の商品改良では、バネやダンパーを変更するとともに、サスペンションのセッティングを調整し、操縦安定性と乗り心地を向上。電動パワーステアリングやAWD等の制御も最適化された。また、走行中の騒音や振動が抑えられ、静粛性も向上している。 新設定された「XD SP（クロスディー エスピー）」グレードは、スポーティさをより強調した外装が特徴。20インチアルミホイールを装着したほか、フロントグリル、シグネチャーウィング、サイドガーニッシュなどをブラックでまとめ、全体の印象を引き締めている。 XD SPに加え、特別仕様車「XD-HYBRID Trekker（トレッカー）」も新設定された。ボディカラーには自然に溶け込む色味として「ジルコンサンドメタリック」を採用し、パノラマサンルーフを標準装備するなど、アクティブなライフスタイルをサポートする装備が充実している。 このほか「XD L Package」「XD Exclusive Mode」のサイドシグネチャーガーニッシュをクロームメッキに変更。新グレードと特別仕様車の導入に合わせて「XD」「XD S Package」を廃止にするなど、機種体系も見直された。 CX-60の価格は326万7000円から646万2500円。販売開始は2025年2月21日を予定している。