【ノア】清宮海斗がGHC防衛も小澤大嗣が悪に寝返り「清宮はDV野郎、自分も被害者」と告発
<プロレスリング・ノア斎藤彰俊引退記念大会Deathtiny:名古屋大会>◇17日◇愛知・ドルフィンズアリーナ メインイベントでGHCヘビー級王座戦が行われ、激闘の末に王者・清宮海斗(28)が30分2秒、変型シャイニングウィザードで挑戦者・杉浦貴(54)から3カウントを奪取。6度目の防衛に成功した。 清宮は終盤、オリンピック予選スラムでたたきつけられ、直後に雪崩式オリンピック予選スラムまで狙われた。だがこれをヘッドバットで回避。その後、2人の間で強烈な張り手合戦が行われ、杉浦は思わずグーパンチまで繰り出した。 それでも最後は清宮がフラフラになりながらもコーナーから飛んでのシャイニングウィザードを杉浦の後頭部にさく裂させ、変型シャイニングウィザードにつなげて3カウントを奪った。 ただ、この日は清宮らオールレベリオンにとってのハッピーエンドでは終わらなかった。清宮や拳王らがリング上に集結。清宮がスピーチの最後に「すべてはノアのために!」と締めの言葉を叫んだ直後、練習中に左足を骨折していたメンバーの小澤大嗣が、持っていた松葉づえでなんと清宮を背後から殴打したのだ。 ここで「チーム2000X」のジャック・モリス、ダガ、マネジャーのヨシ・タツが登場。拳王、アレハンドロ、カイ・フジムラをリングから排除した。ヨシ・タツは小澤に真っ黒な松葉づえをプレゼント。これを受け取った小澤が1人残された清宮をタコ殴りにして、悪の軍団に寝返ったことをアピールした。 小澤はバックステージでも清宮について「俺はな、お前のことが、ず~っと嫌いだったんだよ!」と告白。さらに「俺は見てきたぞ、何人、何十人とお前のせいで練習生、いやノアの選手たちが辞めていったのをな。俺もお前の被害者の1人だ。お前の練習に付き合わされて、無理やり投げられて、あばらにヒビいっちゃったこともあったなあ。覚えてんぞ。手の親指も脱臼して靱帯(じんたい)切れちゃったこともあったな、オイ! 忘れねえかんな、このサイコパス野郎が!」とまさかの告発を行った。 小澤は続けて「清宮海斗っていう人間はな、外では『プロレスリング・ノアの若手を盛り上げていきます』とか言っちゃってるけど、実は内では若手のことをボッコボコにしてるからな、オイ! あいつは飛んだDV野郎です」と訴え、「俺の個人的な積年の恨み、今まで辞めてった人間の恨み、そしてこれからのプロレスリング・ノアの未来のために俺はお前をトップの座から引きずり下ろさなきゃいけない」と、来年元日・日本武道館大会での王座挑戦を要求した。 小澤はヨシ・タツが制するのも無視して「お前、プロレスリング・ノアで力を失っても大丈夫。同せいしてる彼女に慰めてもらって、元気になればいいからな」と清宮のプライベートまで暴露。とことんまでコケにしていた。