白井義男さん生誕百年イベント 日本初のボクシング世界王者
プロボクシングで日本人初の世界王者となった白井義男さん(故人)の生誕100年となった23日、出身地の東京都荒川区の荒川総合スポーツセンターで功績をたたえる記念イベントが開催され、多くのボクシングファンが足を運んだ。 白井さんが着用したガウンやグローブなどを展示。ファンは食い入るように見つめ、写真に収めた。試合映像も流され、同スポーツセンターの浜田勇二館長は「ふらふらでも闘う気力はすごい。地元に偉大なボクサーがいたと知ってもらう機会にもなった」と話した。 白井さんは1952年5月に東京・後楽園球場で世界フライ級王者のダド・マリノ(米国)に判定勝ちし、王座を獲得した。