大規模リニューアルを行った松坂屋名古屋店。運営する、J.フロントリテイリングの小野圭一社長（49）に、新しくなったフロアを案内してもらいました。 【写真を見る】地上41階…栄で開発中の「ザ・ランドマーク名古屋栄」に潜入! 49歳社長が目指す“百貨店っぽくない空間”松坂屋名古屋店 （大石邦彦アンカーマン）「社長、本当に変わりましたね」 （J.フロントリテイリング 小野圭一社長）「おかげさまで本当に良い空間に生まれ変わりました」 目指すは“百貨店っぽくない”空間!「同質化からの脱却」です。 本館8階では、国内の百貨店で初めての試みとなる、1フロア全てをアート空間に仕上げ、去年12月にオープン。 （小野社長） 「私たちのグループには松坂屋とパルコがある。似たようなものを造っても全く意味がない。それぞれ特徴を持った商業施設にして、ゆっくり回って楽しめるゾーンを栄に造っていきたい」 去年3月にスタートしたこの大規模リニューアルは、全館の3分の1に及び、投資額は約63億円。ことしの秋まで続きます。 さらに、49歳の小野社長率いるJフロントが栄で取り組むのが… ■来年夏に開業予定!  栄エリアで最も高いビル （大石アナ）「おお、これは高いですね。去年は土台があった程度だった。わずか1年でこれだけ巨大な建造物が出来るんですね」 やってきたのは、栄の交差点にあるビルの屋上。その真向かいに来年の夏に開業予定の高層ビル「ザ・ランドマーク名古屋栄」を建設中です。地上41階、地下4階で、高さは211メートルと栄エリアで最も高いビルになります。商業施設やシネコン、高級ホテルが入居する予定です。 この建設真っ只中のビルに、今回特別に入ることができるということで…たどり着いた28階は高さ約140メートル。まだ壁がなく360度、名古屋を一望できました。 小野社長は栄エリアを最重点エリアに位置づけ、グループ全体での活性化を目指します。 （小野社長） 「本当に素敵な街だと思います。商業集積があって、大きな公園があってそこで交流する人もいて、この魅力をさらに高めていって私たちが栄エリアの一員としてさらなる活性化に貢献していきたい」