【独自】運行トラブル相次ぐ熊本市電の対策『添乗指導』にカメラが密着 監督職員が同乗し運転士へアドバイス
運行トラブルゼロの安全運行へ
江口さんは松下運転士に「この役は人から恨まれる役だけん。でも恨まれてもいいと思うとよ。それは何でかと言うと、松下くんが事故を起こして傷つかんために言いよるとだけん。大丈夫、大丈夫。案内(アナウンス)もいいね」と声をかけ、いいところをほめることも忘れなかった。 松下源運転士は「まだまだ緊張して運転することに精いっぱいなんですが、お客さまへの感謝の気持ちを忘れずに、丁寧な接客を心掛けたいと思います。安心安全で目的地までお運びすることはもちろん、乗ってよかったなと思われるような運転士になれるよう頑張りたいと思います」と話す。 監督職員の江口さんは「行けないと思ったら止まる勇気も必要と思います。もし、そこで1分遅れたらその1分はどこで取り戻すかというと、次またチャンスがあると思うんですよね。効率のいい運行をしていけば、遅延回復にもつながると思うんですけど、今から彼も若いから、これからどんどん経験して、次につながることと信じています」と若手に期待を寄せた。 運行トラブルゼロの安全運行へ。一歩ずつ。着実に。 (テレビ熊本)
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