簡単にできる! ラウンド後の疲れを残さないセルフマッサージ術【夏バテ解消&疲労回復】
「体は動かせば動かすほど、疲労が溜まります。その疲労を取り除くには睡眠・食事・ケアの3つが大事です。栄養を補給し疲労の原因となる活性酸素を体外に除去し、十分な休養を取る必要があります」
疲労回復のポイントは「睡眠・食事・ケアの3つが基本です」 ケアは大きく2種類 ●マッサージ/筋肉を押してほぐす ●ストレッチ/筋肉を伸ばして緩める 「ケアで疲労を取り除く方法は、筋肉を押して(指圧)ほぐすマッサージと伸ばして緩めるストレッチの2種類があります。バランスよく使い分けることで筋肉が再び力を発揮できる状態に戻します」
「ゴルフボールを靴下に3~5個入れて使うとマッサージ効果が高まります」(斎藤氏)
ーー斎藤流のセルフケアはお風呂上りに ! 「セルフマッサージは自分の指で自分の体を押すのが一般的ですが、それだと脚の疲れが取れる代わりに指や腕が疲れるというデメリットがあります。私がおすすめするのは、靴下の中にゴルフボールを3~5個入れ、疲れが溜まった場所に押し当てるマッサージです。そうすると自分が疲れることなく、体に溜まった疲労を取り除くことができます」 作り方は極めて簡単。靴下にゴルフボールを3~5個入れ、入口をふさぐだけでOKだ。ボールの数が1~2個ではなく、3~5個なのは、数が少ないと筋肉が鋭角に押されるので痛みを感じやすいから。3~5個だと体に触れる面積が広がって圧力が分散し、適度な刺激を入れることができる。
「靴下にボールを3~5個入れれば、その上に乗ったり、座ったりしてもそんなに痛みは感じないはずです。痛みを感じるなら靴下を2枚重ねにしたり、タオルを敷いて自分好みに調節してください。決して強くは押さないように」 この“簡易セルフマッサージグッズ”を使えば、ラウンドの疲れを手軽に取り除くことができる。 「自宅でお風呂に入り、筋肉を緩めた状態でマッサージを始めます。まずは自分が疲れを感じている場所を重点的にマッサージしましょう。ただし、自分では疲れを感じていなくても疲労が溜まっている場合もあります。時間に余裕があれば、下半身全体をひと通りマッサージします。上半身に疲労を感じるときは上半身もマッサージします。全身に満遍なく刺激を入れると血液の流れがよくなり、疲労回復が早まります」
週刊ゴルフダイジェスト