【台風情報】日本の南に「3つの熱帯低気圧」が存在予想 “台風の卵” 続々 次の台風になる可能性は?台風16号は熱低後に関東接近のおそれ 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ進路予想比較【30日までの雨・風シミュレーション】
台風16号の進路予想では日本の南の海上で動きがゆっくりしたあと北東方向へ進んで週末に関東のすぐ南の海上へと進む予想です。最大風速をみると現状から大きく発達させる予想はありません。 アメリカ海洋大気庁(NOAA) 台風の進路予報は「アンサンブル予報」という手法で行います。数値予報の計算に使う最初の値をわずかに変えたものを複数計算して、その平均やばらつきの程度といった統計的な情報を用いて進路を確率的に予想するものです。 台風16号はしばらく同じような場所に位置したあとの進路予想は、北東方向に進むデータが多くなっていますが、さほどこれ以上発達させる予想にはなっていません。 またマリアナ諸島付近で解析されている熱帯低気圧低気圧についても95Wとしてアンサンブル予報の結果を公開しています。こちらも関東の南の海上に北上してくる可能性がありますが、まだ予報にはかなりのブレ幅があります。 【画像で確認】熱低北上で風雨強まる?30日までの雨・風シミュレーション ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF) ヨーロッパ中期予報センターの予報では、現在と同じ海域にしばらく位置したあとに北東方向へと進んで、東日本のすぐ南の海上へと進む予想となっています。 ※台風の最新情報については最終的には気象庁の情報をご確認ください
中国放送