人気急上昇中の観葉植物、レックスベゴニアを知っていますか?自宅で簡単に育てられる方法とは?
ベゴニアといえば、街の花壇や郊外の庭先に咲く、ピンクや赤の小さな花を思い浮かべるかもしれません。実はベゴニアには2,000以上の種類があり、花を咲かせないものも多くあります。最近人気のレックスベゴニアは、あまり手間がかからず、初心者にも育てやすい観葉植物の1つ。大きく広がる葉に、タイダイ染めのような緑と紫の葉模様が魅力的です。 【写真集】人気急上昇!レックスベゴニアの人気の種類 お手入れは難しくないものの上手に育てていくには、いくつか守るべきポイントがあります。本記事では、水やりの頻度から増やし方、よくあるトラブルシューティングまで、レックスベゴニアのお手入れに必要な知識をご紹介。早速見てみましょう。
レックスベゴニアのお手入れ
・日光 レックスベゴニアは、明るく間接的な日光を好みます。直射日光が当たると葉焼けしてしまうので注意が必要。光が弱すぎると葉が小さくなり、全体が弱々しくなることがあります。 明るい間接光が差し込む東向きの窓辺が理想的な置き場所ですが、 南向きの窓辺でもレースのカーテンなどで直射日光を遮れば置くことができます。 ・用土と肥料 レックスベゴニアは水のやりすぎや根腐れを起こしやすいので、水はけのよい用土を選ぶようにしましょう。市販の用土を購入する際は、パッケージに「水はけがよい」と記載されているものを選ぶのがおすすめです。通常の用土にパーライトや砂、水はけのよい鉢底石を加えても◎ 肥料は数週間に一度、バランスのとれた液体肥料または固形肥料を与えましょう。冬は生育が緩慢になるので、肥料の量を減らしてください。葉の縁が茶色く枯れてきたり、葉焼けのような症状が出たら、肥料の与えすぎの可能性があります。 ・水やり レックスベゴニアは、水やりのタイミングに注意が必要です。水やりのしすぎは根腐れの原因になりますが、乾燥にも弱いため、常に適度な湿り気を保つことが大切。土の表面が乾き始めたときか、葉がしおれそうになったら水やりのサインです。 冬の間は、株が休眠状態になるので水やりを控えるようにしましょう。水やりの再開は再び成長し始めてからで十分です。 ・温度と湿度 レックスベゴニアは、日中は21℃前後、夜間は15℃前後の室温が最適。暑すぎる場所や、寒すぎる場所は避けるようにしてください。温暖で湿度の高い地域が原産のレックスベゴニアは、湿度も好みます。生育期は、湿度50%以上を保つようにしましょう。