岡田監督の“お墨付き”…?阪神、評価が急上昇している選手(5)タイガースに必要な"トレード戦士”
2024年シーズンも100試合以上を消化しているプロ野球。日本一連覇を狙う阪神タイガースでは、大山悠輔や木浪聖也など、主力選手の不調や故障離脱が目立っている。しかしながら、その穴を埋めるように新たな戦力も多く台頭している。そこで今回は、今シーズンに評価を急上昇させている阪神の選手を取り上げる。(※今季成績は8月22日時点)
渡邉諒
・投打:右投右打 ・身長/体重:178cm/82kg ・生年月日:1995年4月30日 ・経歴:東海大甲府高 ・ドラフト:2013年ドラフト1位 不調に苦しむ主力選手の穴を埋めているのが、移籍2年目の渡邉諒だ。ここまでは、前年以上の働きを見せている。 東海大甲府高から2013年ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団。高卒6年目の2019年に二塁のレギュラーを掴み、132試合出場で打率.262、11本塁打、58打点の好成績を収めた。 翌2020年も117試合に出場し、打率.283、6本塁打、39打点をマーク。今後もチームの正二塁手として躍動すると思われた。 しかし、その後は課題の守備面に加え、打撃不振に苦しみ低迷。2022年は21試合の出場にとどまり、同年オフにトレードで阪神タイガースへ移籍した。 移籍初年度は代打を中心に59試合に出場したが、打率.177と低調な数字に。それでも、今季は大山悠輔と佐藤輝明の不振もあり、一時はスタメン起用が続いた。 現時点で前年を超える50試合に出場し、打率. 276、1本塁打、10打点とまずまずの数字を記録している。 現在は大山と佐藤が戦線に戻ってきたこともあり、代打での出場がメインだが、変わらず結果を残していきたい。
ベースボールチャンネル編集部