【フグが食べたい】白子たっぷりの東京湾ショウサイフグ好調!神奈川県川崎『つり幸』
終盤大型の喰いが立ち、手が合うと連釣も!
最初の場所でポツポツとショウサイフグが釣れたのだが、潮が弛んでくるとアタリが遠くなり、佐藤船長の決断で富津岬の南側のポイントへと移動。すると、右舷大ドモでいきなりトラフグが釣れた!このポイントも潮の流れはそれほど速くなかったが、何かの拍子にフグの喰い気スイッチが入るようで、皆さん良型のショウサイフグを掛けては竿を大きく曲げていた。 私も竿を出す。まず感じたのは外房などと違いオモリが軽いので“楽”だと言うこと。手が合うと2、3匹立て続けに釣れた、そんな時は自分を褒めたくなった(笑)。帰り間際には大型の喰いが立ち、左舷胴の間(船中央)の上乗りスタッフ・桑原和哉さんが38cmの今日イチの大物をゲット。
全員満足の釣果!今シーズンは展開早く“今が既にチャンス”!
14時30分頃沖上がり、15時過ぎに帰港。釣り人は荷物をまとめて皆満足顔で下船した。それもそのはずで、この日の釣果は20~38cmのショウサイフグ6~13匹(10匹が2人)!“釣果ゼロはなく、皆平均に釣れて良型多く絶好調”だったのだ。 しかし、船長にはもう一仕事が残っている。「今日は釣り人が少なめだったので、このくらいなら何でもないですよ」と言いながらすべてのフグを捌き、綺麗な身欠きにしてくれた。また、たっぷりの大きな白子が感動的!それぞれを備え付けのビニール袋に入れて持ち帰ることができる。 佐藤和規船長によれば「ショウサイフグは例年これからが本番ですが、今年はもう白子が大きく育っているし、脂もよく乗っているので“今が既にチャンス”です。様子を見ている人はもう釣行されても良いかもですよ(笑)。それと、釣れたフグはバケツに溜めずに血抜きをしてクーラーの海水氷で良く冷やしてくださいね。これからの季節これをするか、しないかで鮮度に大きく影響します。今好調の旬のショウサイフグ釣り!ご予約お待ちしております」とのことだ!
岩見忠弘:数cmのハゼやキスから、イカ・タコの軟体動物、数十kgのキハダやベニアコウまで様々な魚を狙うフィッシング・ライター。