変貌!観光スポット「札幌・二条市場」いま地元客も急増…そのワケは「朝飲みの聖地」に?
(店員)「一週間に2回とか3回来てもらっていますね」 (地元の客)「家から1分だもの。入りやすいの」 (店員)「ありがとうございます」 このように、二条市場では「地元客」を狙った店が増えています。
(宮永キャスター)「それがこちら平田さんなんですけど、朝9時開店で…朝飲みなんて書いてますけど。見てください、いままだ朝ですよ。午前中なのにシャンパンタワーになみなみとシャンパンが注がれています」 (宮永キャスター)「みなさんどちらから?」 (客)「わたしは札幌です」 (宮永キャスター)「ほかの方は?」 (客)「札幌です」 (客)「たまたま休みでいつもはちゃんと仕事しています」
観光客も地元客も…一兎も二兎も追う!二条市場
この店の開店は毎朝9時です。 2019年から店を始めましたが、地元客の「朝飲み」の需要は狙い通りだったと言います。 (牛かつと海鍋 平田 相澤巨樹さん)「お待たせしました」 (宮永キャスター)「これがせんべろセット?1000円なんですか?」 (牛かつと海鍋 平田 相澤巨樹さん)「税込み1000円です」
(宮永キャスター)「これはハイボールですけど…」 (牛かつと海鍋 平田 相澤巨樹さん)「ギガサイズになっていまして、1リットルジョッキです」 (宮永キャスター)「これがすごい…重いんですよ。名物のポテサラも、ほのかにスパイスが効いていて酒にあう」
夜勤明けなど、夜通しの仕事を終えた人に人気がある一方で、地元客にはこんなニーズも。 (牛かつと海鍋 平田 相澤巨樹さん)「市場でひとりで飲んでいても周りの方からは観光客として見られるので、優しい目で見られるのも二条市場を朝飲みのメッカにできると思っている1つのポイント」 あの手この手を駆使して、観光客にも地元客にも使い勝手のいい市場。 それが「いまの二条市場」です。
二条市場は飲食店もすごく多く、1番多いのは海鮮丼が食べられる店です。 さらには、スイーツ店や朝から飲める店も登場しています。 「創成イースト」エリアで再開発が盛んな地域ですが、昔ながらの市場の面影を残しながら令和の時代も続いています。 ではなぜ、地元客を狙う店が増えているのか? ナゾを解くヒントは、二条市場の歴史にありそうです。