「1階の厨房から火が出ている」リゾートホテルのオープンキッチンで小火、スタッフの男女4人が病院搬送 揚げ物用調理器具が高温に
20日夕方、北海道北見市常呂町にあるホテルのレストランから火が出て、消火にあたるなどした従業員4人が煙を吸うなどし病院で手当てを受けました。 火が出たのは、北見市常呂町にあるサロマ湖鶴雅リゾートの1階レストランです。 20日午後4時半すぎ、ホテルの従業員から「1階の厨房から火が出ている」と消防に通報がありました。 消防が駆け付けた際、火は従業員らによってすでに消し止められていましたが、警察によりますと、消火に当たった調理担当の男性スタッフ3人が軽い一酸化炭素中毒で、ホールスタッフの女性1人が消火剤を吸ったことによる喘息のような症状で病院で手当てを受けました。 全員、命に別状はありません。 火が出たのはレストランのオープンキッチンで、揚げ物用の油をあたためる調理器具の温度が通常よりも高くなっていたということです。 また出火当時ホテルは営業時間でしたが、レストランは時間外であったため宿泊客は避難していません。 警察は、なぜ調理器具の温度設定が高くなっていたのかなど、火が出た原因を調べています。
北海道放送(株)
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