菅野智之めぐる報道が飛び交う「ドジャースに勝る候補はどこもない」「エンゼルスが興味を示している」
巨人から海外FA権を取得してメジャー挑戦する菅野智之投手(35)について、米放送局MLBネットワークの敏腕記者、ジョン・モロシ氏は「自分が注視しているチームはエンゼルスだ。聞いた話では、エンゼルスが菅野智之に興味を示しているということだ」と伝えた。 これを受け、米誌スポーツイラストレイティッドも「今オフのエンゼルスは既にカイル・ヘンドリックスとFA契約。先発ローテの1、2番手はホセ・ソリアーノとタイラー・アンダーソンが、後ろの4、5番手は生え抜きの若手であるジャック・コチャノビッツに加え、リード・デトマースかケイデン・ダナが見込まれる。だが、実績のない投手にあまり傾きたくないとなれば、菅野は魅力的な選択肢だろう」とした。 だが、米クローフィッシュ・ボックスィズはこれを真っ向から否定し、菅野が選ぶチームはドジャース以外にないと予想した。 同サイトは、右腕がMVPと投手三冠王を2度ずつ、オールスター選出8度、最多勝と最優秀防御率を4度ずつ獲得していると紹介した上で、「日本プロ野球のレジェンドである菅野智之のほぼパーフェクトなプロフィルに足りないのは優勝のみ。大リーグとの契約機期間中に菅野が優先するのは優勝争いできるチームと思われる。となれば、その最後の山を登るために最も安定感を誇るという点でドジャースに勝る候補はどこもない。これは衆目の一致するところだ」と伝えた。 仮に菅野ドジャースが実現すれば、来季はメジャー史上初めて大谷翔平、山本由伸と先発投手の日本トリオが誕生する。
中日スポーツ