日本ハム・新庄監督「札幌ドームが一番良くないですか?」2軍施設問題に私案「入れ替えもすぐできるし、親子ゲームにも」
日本ハムの新庄剛志監督(52)が2軍施設老朽化問題について私案を述べた。「いま鎌ヶ谷を、こっち(北海道内)に移転したい、するみたいな話。札幌ドーム(大和ハウスプレミストドーム)が一番良くないですか?」と持論を展開した。 鎌ケ谷スタジアムは日本ハムの2軍施設として97年に開業。来年で28年目を迎える。球団は「鎌ケ谷の球団施設が20数年を経過し老朽化している現状を鑑みれば、さまざまな検討を行うのは企業として当然必要となります。しかしながら、現段階では何も決まっておりませんし、計画といったものでもございません」と説明。改修、移転も含めて検討している段階にある。 新庄監督は移転のメリットを列挙する。現状では「入れ替えとかも、すぐ(1軍に)呼ぼうとしても来られない」と鎌ケ谷にいる選手との昇降格にどうしても時間的なロスが生じる。これが札幌ドームからエスコンフィールドまでなら車で30分程度。「入れ替えもすぐできるし、親子ゲームにも出させられる。僕が午前中、2軍を見に行って、ナイターで1軍の采配をすることも。近くにいてくれるだけでね」と話した。 施設面についても言及する。「最高ですよ。屋根があるんですから。あとは札幌ドームを負担のかからない人工芝にしてもらえる費用が、鎌ヶ谷の球場を変える金額くらいでできないのかなって」と固いグラウンドの改修についても言及した。 「札幌ドームさんとあんまり仲良くないみたいな感じで。エスコンフィールドに変わって。仲良くならんかなって」とあくまで慎重な口ぶり。それでも「チームのことを考えたら、ベストな方法で言えば、それかなと」と言う。札幌ドームの営業面にも貢献できることもあり、「そうなればウインウインですよね」と話した。