【バドミントン】奈良岡功大は2敗目。「ロブとサービスの出し方をもう少し意識しないといけない」(ワールドツアーファイナルズ)
12月14日にBWFワールドツアーファイナルズ(中国・杭州)2日目が開催された。限られた世界のトップランカーのみが出場できる大会に、日本選手も出場。年間ツアー王者の称号をかけて、海外のライバルたちと熱戦を繰り広げている。男子シングルス予選リーグ・グループA:ビクター・アクセルセン(デンマーク)に0-2で敗れた奈良岡功大のコメントを紹介する。 ――1ゲーム目は中盤までいいリズムでできていた。どんなねらいで試合に入ったか アクセルセンにはあまりねらいとかはないんですよ。スマッシュはやばいし、打点も高すぎて取りづらい。だから、両足でジャンプさせないようにということを1ゲーム目は意識してました。 ――積極的に攻めずに、揺さぶる戦い方 攻めても無理というか、体が大きすぎて打つ場所がない。1ゲーム目からつないで、つないでというラリーをしていくしかないなと思ったんですけど、ロブのミスが2球くらい。あとはサービスでやられた場面が2回ぐらいあった。その4点で17-21になってしまったので、(第1ゲームを取れなかったのは)あの4点だったと思います。アクセルセンとやる時は、ロブとサービスの出し方をもう少し意識しないといけないかなと思いました。 ――2ゲーム目は、相手に上で打たれて苦しい場面が続いた 相手もロブを慎重に打ってきたので、自分のクリアーが甘くなってしまった。(シャトルが)飛ぶから、アウトになるんですよ。甘くならないように打たないといけないなと思って高く打ったんですけど、高く打ったら両足ジャンプされてしまって。それをハーフに打ったら、今度はハーフからクロススマッシュが来る。だったら前につないだ方がよかったのかなとか、ドライブ打った方がいいのかなとか。テンポをずらしてクリアーを打った方がいいのかなとか、いろいろやりながら2ゲーム目をやってました。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO