【有馬記念】ドウデュースの動きは非の打ちどころがない 関西競馬エイト・柳崇士
ドウデュースの動きは非の打ち所がない。コーナリングしてくるときの横顔に風格があった。きょうは表情にインパクトがあって、Vシネマに出演している小沢仁志のようにギラついた眼をしていた。秋3走目になるが、疲労はまったくないとみていい。 普段の運動から、乗り手はおそらく17-17(200メートル17秒のラップ)くらいのつもりで乗っているのだろうが、15-15になっているんだろうという感覚がある。他馬とは比べ物にならないくらい背腰の柔軟性があり、可動域が大きい。だから無理しなくてもいつも速い時計が出るのだろう。 デビューの頃から見てきたが、まだまだ見ていたい馬だ。引退がもったいない。あと2年とは言わないが、もう1年はできるはず。栗東のニューポリトラックコースが2009年に新装されてから、ここで追い切って初めて日本ダービーを勝った馬でポリトラック担当として思い入れは強い。魂でつながっていると思っている。(競馬エイト・柳崇士TM)