熱中症の初期症状の"こむら返り" 睡眠中・運動中に足がつったときの対処法を足の専門医に聞く【MBSお天気通信】
こむら返りの予防には、日々のストレッチやマッサージを行うことが大切
オススメのストレッチの方法を4つご紹介します。 ・こむら返りになった時の応急処置に こむら返りになった際は、落ち着いて膝裏をゆっくり伸ばすことが大切です。息を吐きながら、足先を手前に引っ張り、ふくらはぎを伸ばします。手がつま先に届かない場合は、つま先にタオルをかけて行ってください。 ・こむら返りの予防にストレッチを「アキレス腱伸ばし」 壁を使ってアキレス腱を伸ばします。後ろの足のかかとをつけたまま、体重を前にかけてください。毎日のストレッチがこむら返りの予防につながります。 ・「波止場のポーズ」 特にストレッチでオススメなのは、太ももとふくらはぎの筋肉を伸ばすことができる“波止場のポーズ”だといいます。このポーズのポイントは、前の脚に体重をかけること、かかとを上げないようにしてふくらはぎを伸ばすことです。長時間の立ち仕事などで筋肉が疲れた時や体が冷えて血行が悪くなっている時にも、意識的に取り入れましょう。 ・寝る前に行いたい!睡眠中のこむら返りの予防に 睡眠中に足をつることが多い人は、寝る前のむくみ対策が有効です。壁に脚を上げて休む、仰向けになり両足をぶらぶらさせる、ふくらはぎのマッサージを行うことを、5分ほど行うとよいとされています。お風呂上がりに行うのも効果的です。 20日に気象庁が発表した3か月予報によりますと、気温は9月から10月にかけて全国的に平年より高い予想となっています。残暑は長引き、秋の訪れは遅い傾向になりそうです。9月になってもまだ熱中症に油断できない状況が続いてしまいそうです。夏の疲れがたまってきている頃ですが、規則正しい生活やストレッチを取り入れながら、残暑を乗り切りましょう。