コカ・コーラ「Coke ON」新機能・自販機チャージで進化! 1stパーティデータ活用のCRM施策で好調をけん引
1. Coke ONを起動して自販機に接続する 2. 支払い方法の選択で「現金/電子マネー」を選択する 3. 自販機で購入したい製品のボタンを押す 4. 現金を投入すると製品が搬出され、おつりがチャージされる
「現金チャージ」「おつりチャージ」いずれも、チャージできる金額は自販機ごとに異なる。ただし、どの自販機も紙幣は1000円札のみ利用可能だ。 同サービスは、約48万台のCoke ON対応自販機のすべてではなく、約30万台で提供予定となる。自販機本体にも開発が必要になる関係で、古いタイプの自販機では実装が難しいとのこと。 開発の背景には、「キャッシュレス利用者を拡大したい」という狙いがある。 ┌────────── Coke ON Walletは2022年11月の提供開始から、ほぼ計画どおりに利用者や利用金額が推移しています。とはいえ、未だに現金派は少なくありません。 自販機はもっとも身近に利用できる販売チャネルの一つですし、普段使っている小銭を手軽に電子化できるため、Coke ON Walletを利用するハードルが下げられるだろうと考えました(永井氏) └──────────
ユニークデータを活用した「CRM施策」も利用増に貢献
Coke ONの利用者数が順調に伸びているのは、利用できる自販機の数が多く、お得にドリンクを購入できる点が大きいようだ。加えて、「ドリンクを買う」だけにとどまらないサービスの幅広さも利用促進につながっている。
┌────────── ポイ活好きの方がCoke ON ウォークを使ってポイントをためたり、コンビニやスーパー、ECでドリンクを購入した方がアプリからキャンペーンに応募したり、自販機での購入時以外もアプリを活用いただいています(永井氏) └──────────
そうして利用者を拡大したことで、次のような膨大なファーストパーティデータを取得でき、CRMに役立てているという。 ・利用者がいつ、どのようにアプリを利用したか ・どんな製品をどのくらい購入したか ・どんなキャンペーンに応募したか など