プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたMFエンゴロ・カンテ(Getty Images)

　フランス代表のMFエンゴロ・カンテ(アルイテハド)が17日のEURO2024グループD第1節オーストリア代表戦(○1-0)でプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた。 【動画】女優が日本代表戦に来場→“一般人”として地元TVのインタビュー受ける 　33歳のカンテは2022年6月を最後に代表から遠ざかっていたが、今大会のメンバーとしてサプライズ復帰を果たすと、初戦で先発フル出場。中盤の底でチームを支え、白星発進に貢献した。 　欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトによると、UEFAの技術審査員団は「彼はボールを多く奪い、ピッチ中央でオーストリアをブロックし、前線に良いパスを出した。カンテはまた、最後の一人として目を引くカバーリングも見せた」と評価。かつてマンチェスター・ユナイテッドやアイルランド代表で主将を務めたロイ・キーン氏も「カンテはまるで若い頃の彼みたいだった。私は彼を疑ったことは一度もない。彼には豊富な経験がある」と称えた。 　カンテは試合後、「不安もあったけど、一緒にスタートして気持ちを取り戻せたのは良かった。全てがうまくいった。僕たちは人間だから結果のために一緒に戦うし、これからもそうしていくよ」とコメント。終盤に腕章を託されたことについて「フランス代表のキャプテンマークを巻くのは初めてだった。ほんの少しの時間だったけど、本当に光栄だった。とても誇りに思う」と喜びを語った。