【九州場所】豊昇龍がライバル若隆景の復活を喜ぶ「楽しみでワクワクしていた。うれしい」
ライバルの復活を歓迎した。大相撲九州場所5日目（14日、福岡国際センター）、大関豊昇龍（25＝立浪）が幕内若隆景（29＝荒汐）を小手投げで下し、無傷の5連勝。取組後は「（連勝は）気にしてない。いい相撲？ 普通っしょ」と言いながらも、節目の通算500回出場には「勝って良かった。500回、相撲を取ったか。早いですね」と少しだけ感慨にひたった。 若隆景には過去3勝6敗と合口が悪く、最後に対戦した昨年初場所まで3連敗中の相手。「（対戦が）決まった時から、すごく楽しみでワクワクした。最後にやったときは負けたからね。相撲がうまいし、低いし速い。いいライバル」と闘争心を燃やして臨んでいた。 その若隆景は昨年春場所で右ヒザの前十字靱帯を断裂。長期離脱を経て幕下からはい上がり、約1年10か月ぶりの対戦が実現した。豊昇龍は「うれしい。（若隆景が）復活して十両に戻ってきたくらいの時に話した。『（対戦する位置まで）早く来ないとな』と言ったら（若隆景は）『待ってろ』と言っていた」とライバルの復活を喜んだ。
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