ドライヤーのコードは「まとめない」。50代・元祖節約主婦がやってよかった洗面所の工夫3つ
ドライヤーの電源コードがねじれたり、排水口に水アカがついたりと、洗面所にはちょっとしたストレスがたまりがち。その手間を少しずつ減らす家事コツを、元祖節約主婦として知られる、カウンセラー・エッセイストの若松美穂さんが紹介します。 【写真】カールドライヤーの収納例
1:ドライヤーの電源コードをまとめるのをやめた
毎日使うドライヤー。あるときから、電源コードをまとめるのをやめることにしました。きっかけは、以前使っていたドライヤーのコードが劣化し、接続部分から火花が散ったこと。しまうときにコードをまとめるとどうしてもねじれてしまい、それが故障の原因にもつながると思いました。 そのため、ドライヤーを買い替えたタイミングで「コードをまとめるのをやめてみましょう」と家族に声をかけました。実際にやめてみると、暮らしがラクになったのと同時に、コードまとめが案外日々の小さな手間だったと気づきました。 ドライヤーを入れているのはイケアの取っ手つきバスケット。ものを出しっぱなしにするのが得意ではないので、バスケットごと洗面所の引き出しの中に収納しています。バスケットの取っ手は必要がないので、外してすっきりした状態で使います。
2:ドライヤーのブラシ部分はプラスチック鉢にしまう
カールドライヤーも同様にコードはまとめず、ドライヤーと同じ場所にざっくりと入れています。この片づけ方でコードが絡まることはなく、取り出す際に困ることもありません。 カールドライヤーのブラシ部分は、使っていなかったプラスチックの鉢に。収納グッズはできるだけ増やさず、今あるものを使う工夫をしています。
3:使い古したふきんはゴミ取りに活用
もうひとつ、洗面所の引き出しに入れているのが、不要なふきんをカットした布の束。 こちらの布は、ゴミ収集日前の洗面所や浴室にある排水口のゴミ取りに使います。髪の毛などを取ったら、クルっと丸めて捨てます。布なので、水分を吸収してくれるのがよいところ。 必要な場所に必要なものを使いやすい状態で置くと、小さな「ラク」が積み重なっていくように思います。皆さんも、暮らしやすく感じる家事アレンジを行ってみてはいかがでしょう。
若松美穂