「Xなき日常」で気持ちが楽に?ブラジルで起きた“1カ月利用停止”の影響は?佐々木俊尚氏「Xでメンタルが悪くなる人は、たぶんいつも怒っている人」
■SNSでメンタルへの影響は?「あなたが見ているものが汚いだけ」の指摘も
今回、ブラジルで行われた壮大な“実験”によって見えてきたものは何か。2チャンネル創設者のひろゆき氏は「SNSは、だいたい見るだけの人が普通。Xみたいなものが出来上がったおかげで、世界で何かが起きた時にニュースはこう言っているけど実際どうなのということを、現場の人たちが上げたものが見られるのはすごく便利」と、情報を得られるツールとしてのメリットを改めて訴えた。 また作家でジャーナリストの佐々木俊尚氏は「Xでメンタルが悪くなる人は、たぶんいつも怒っている人。最近の若者は、意外にXを使っている人も多くて単なるニュースを読む。新聞を読むようにしてXを毎朝読んでいる。すごく便利なツールでいろいろ使い方があるが、メンタルを弱くする人はごく一部にすぎない」とした。さらには「インターネットはゴミ溜めだと言っている人は昔からいっぱいいる。ただそれはきれいな街に行って、公園や広場など気持ちいいところいっぱいあるのに、わざわざ公衆便所の裏に行って『こんなに汚い』と叫んでいるようなもの。Xはよく荒れていると言うが、すごくほのぼのしたやり取りがされていたり、知識が持ち寄られる良い場所でもある。汚いと言っている人は『あなたが見ているものが汚いだけ』だと、ちゃんと認識した方がいい」と述べた。 (『ABEMA Prime』より)