関東 18日(木)にかけて急な強い雨に注意 20日(土)以降は猛烈な暑さが復活
関東はこの先も雲が広がりやすいでしょう。18日(木)までは梅雨空が続き、平野部も含めて急に雨雲や雷雲が発達する可能性があります。天気の急変にお気をつけください。週の後半は夏の太平洋高気圧が勢力を強め、次の週末は猛烈な暑さが戻ってくるでしょう。
16日(火) 大気不安定 短時間強雨や落雷に注意
明日16日(火)にかけて、本州付近には梅雨前線が停滞するでしょう。関東は引き続き、大気の状態が不安定になりそうです。各地とも雲が多く、所々で雨や雷雨になるでしょう。急に雨雲が発達して、道路が冠水するくらいの激しい雨が降る所もあります。引き続き、雨の降り方に注意し、地盤の緩んでいる所では土砂災害などにお気をつけください。 最高気温は平年より低く、26度前後でしょう。5月中旬から6月並みの所が多くなりそうです。
17日(水)~18日(木) 梅雨空つづく
17日(水)は梅雨前線の活動は一旦弱まるものの、湿った空気が流れ込む状況は続く見込みです。関東は雨が降ったり止んだりするでしょう。 18日(木)は、太平洋高気圧の勢力が強まるため、日差しは控えめでもかなり蒸し暑くなります。気温の上昇に伴い、変わりやすい天気となり、関東の平野部でも局地的に雨雲や雷雲が発生するでしょう。薄日が差していても油断せず、いつ雨が降っても困らないように、雨具を持ち歩くようにすると良さそうです。
19日(金)以降 猛烈な暑さ戻る
19日(金)から22日(月)は、日本の南にある太平洋高気圧が、次第に北への張り出しを強めてきます。梅雨前線は北日本付近まで北上し、関東は高気圧に覆われるでしょう。広く日差しが届き、気温はグンと上昇する見込みです。次の週末は厳しい暑さが戻り、最高気温35度以上の猛暑日になる所が多いでしょう。夜も寝苦しさが更にアップしますので、昼夜問わずエアコンを適切に使用して、こまめな水分補給を心がけてください。
熱中症予防のポイント
熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。 ①日頃から体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。 ②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく塩分補給も忘れないでください。 ③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど十分ご注意ください。
日本気象協会 本社 柴本 愛沙